たんぱく質と脂質を、連日これでもかと増やした結果——
肌は案の定、反旗を翻した。
毛穴は脂をたたえ、触ればザラリとした違和感。
さらにどこか懐かしい、街中華の床に感じるあの”微妙な粘度”すら思わせる肌触りである。
だが、ここで引き返すほど私はヤワではない。
これは”脂質改革”の序章。
肌が荒れようが、毛穴が反抗しようが、我が信念は揺るがぬ。
ホルモンをうまく作れない「省エネモード」に入った体に、
せっせと栄養を送り込み続けたら、何かが変わるのか。
それとも、何も変わらないのか。
それを確かめるために、自分の体で淡々と実験し記録してゆく──
それが、この企画である。
記録日7目
🗓 2025年6月8日(日)
- 栄養を少し入れ始める(脂質・たんぱく質)
- 視床下部・副腎に「安全信号」を送る
- 食事は胃が疲れない範囲でOK

・右頬:昨日の荒れが落ち着き、赤いぷつぷつに変化。
・左頬:立派な荒れ地になりけり。
朝ごはん

・(写真外)白湯
・レンズ豆
(味:塩、イヌリン、クミン)
・具沢山味噌汁
・ちくわ2本
・甘栗100g
【ウォーキング60分】
昼ごはん
夜ごはん
✍️観察メモ
肌:荒れ、着々と進行。
右の頬に、昨日までは芽吹きかけだった吹き出物が、赤きぷつぷつに成長を遂げていた。
まるで小作人の目を盗んで育った雑草のごとし。
左頬に至っては、もはや定位置。いつも荒れるこの地は、いわば”肌荒れ領”の首都である。
食事:脂に対し積極姿勢を貫く一日となった。
昼の膳には、およそ20gの脂質を配備。
夜の献立においては、大根にオリーブオイルを回しかけ──その量、おおよそ10g。
脂こそ敵と恐れられがちだが、
時にそれは、麗しき肌への密なる使者でもある。
本日は、そんな油との密約を結んだ次第である。
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便:少なくとも今日は、うさぎではなく人間の所業といえる。
量としては昨日よりやや寂しめ。だがしかし——形状は悪くない。
あの憎き“コロコロ小粒軍団”ではなかった。
体調:睡眠は足りぬが、風呂がすべてをチャラにした。
湯よ、我が盟友よ。
本日の総括:荒れは静かに、しかし確実に歩を進めている。
その足取りたるや、まるで塩対応の執事のごとく、容赦がない。
だがしかし、脂を恐れていては、美肌の玉座には辿り着けぬのだ。
かくして7日目、私は静かに、脂に忠誠を誓ったのである。
🔗 関連リンク
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