記録7日目|脂に忠誠を誓った日。肌荒れは進行中、それでも私は進む。

お肌の記録

たんぱく質と脂質を、連日これでもかと増やした結果——
肌は案の定、反旗を翻した。
毛穴は脂をたたえ、触ればザラリとした違和感。
さらにどこか懐かしい、街中華の床に感じるあの”微妙な粘度”すら思わせる肌触りである。

だが、ここで引き返すほど私はヤワではない。
これは”脂質改革”の序章。
肌が荒れようが、毛穴が反抗しようが、我が信念は揺るがぬ。


ホルモンをうまく作れない「省エネモード」に入った体に、
せっせと栄養を送り込み続けたら、何かが変わるのか。
それとも、何も変わらないのか。

それを確かめるために、自分の体で淡々と実験し記録してゆく──
それが、この企画である。

▶︎視床下部性無月経の原因? 体の“省エネモード”とは

▶︎この企画の全体像と「省エネ解除ステップ表」

・右頬:昨日の荒れが落ち着き、赤いぷつぷつに変化。
・左頬:立派な荒れ地になりけり。

朝ごはん

・(写真外)白湯
レンズ豆
(味:塩、イヌリン、クミン)
・具沢山味噌汁
・ちくわ2本
・甘栗100g

【ウォーキング60分】

昼ごはん

・イワシのリゾット(味:トマト味噌)
・レンズ豆
(味:塩、クミン、イヌリン)
・にんじん、大根、ズッキーニ
(味なし)、ちくわ1本
・水ようかん(抹茶)
・カフェインレスコーヒー

夜ごはん

・サバ塩焼き、豚ももソテー(味:塩コショウ、ガーリック)
・にんじん、大根
(味:塩、オリーブオイル)
・甘栗100g

✍️観察メモ

肌:荒れ、着々と進行。

右の頬に、昨日までは芽吹きかけだった吹き出物が、赤きぷつぷつに成長を遂げていた。
まるで小作人の目を盗んで育った雑草のごとし。
左頬に至っては、もはや定位置。いつも荒れるこの地は、いわば”肌荒れ領”の首都である。

食事:脂に対し積極姿勢を貫く一日となった。

昼の膳には、およそ20gの脂質を配備。
夜の献立においては、大根にオリーブオイルを回しかけ──その量、おおよそ10g。

脂こそ敵と恐れられがちだが、
時にそれは、麗しき肌への密なる使者でもある。

本日は、そんな油との密約を結んだ次第である。

▶︎【158cm、46kg】質的栄養不足の私が、ホルモンの機能回復に必要な1日の食事量の詳細はこちら

便:少なくとも今日は、うさぎではなく人間の所業といえる。

量としては昨日よりやや寂しめ。だがしかし——形状は悪くない。
あの憎き“コロコロ小粒軍団”ではなかった。

体調:睡眠は足りぬが、風呂がすべてをチャラにした。

湯よ、我が盟友よ。

本日の総括:荒れは静かに、しかし確実に歩を進めている。

その足取りたるや、まるで塩対応の執事のごとく、容赦がない。

だがしかし、脂を恐れていては、美肌の玉座には辿り着けぬのだ。
かくして7日目、私は静かに、脂に忠誠を誓ったのである。


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