肌荒れは体のSOS?見逃しがちな初期サイン

体質改善

「肌荒れ=スキンケアの問題」と思っていませんか?
実はそれ、体の内側からのサインかもしれません。

当てはまるもの、ありませんか?

  • 肌が脂っぽく荒れる(脂漏性皮膚炎)
  • 肌が部分的に乾燥して粉をふく
  • 蕁麻疹が出やすい
  • 寝ても疲れがとれない
  • 朝スッキリ起きられない
  • 食後に襲う強烈な眠気
  • カンジダ・細菌性膣炎になりやすい
  • 扁桃腺に臭い玉がよくできる
  • グリーンネイル(爪が緑に変色)になりやすい
  • 目ヤニが多い

これらはすべて免疫力低下によって体におこった反応です。

こんな不調が続いているなら、
血糖値の乱高下
目を向けることで改善できるかもしれません。

私の不調は“食・生活習慣”が原因だった

  • 朝昼晩、ポテトチップスを毎食1袋
  • お菓子をだらだら食べ続ける
  • 一日中甘いものだけで過ごす日も
  • 週3回はジャンクフードランチ
  • 野菜やたんぱく質は外食時のみ
  • お酒は週に2~3回。翌日に残るほど飲む
  • 自炊ゼロ
  • 運動ゼロ

これは体質改善を始める前の私の食・生活習慣です。

こんな生活を、社会人になった18歳からコロナ禍になる30代半ばまでずっと続けていました。

10代・20代では、フェイスラインに大量のニキビができやすく、
30代に入ると、頬の肌荒れが悪化。
明らかに「ニキビではない荒れ方」をするようになりました。

体におこった症状では、左右の二の腕の内側にカサカサした円形の湿疹が現れるように。

疲れがひどいと膣カンジタになり、生理のたびにナプキンで蒸れて細菌性膣炎に。

臭い玉(喉の奥にできる白や黄色の塊)も頻繁にできるようになりました。

ネイリストさんからは「グリーンネイルになりやすい体質ですね」と言われ、自爪が緑色に変色することも。

毎日寝起きに目ヤニでまつ毛が固まっていたり…。

体の免疫力が落ちていることを、全身で教えてくれていたんです。

「疲れやすさ」と「肌荒れ」がつながった瞬間

そのうち、疲れやすさも顕著に。

休みの日は12時間以上寝て、起きるとから顔中がかゆくて、ブツブツだらけに…。

特に、強烈な眠気を感じた翌日は、肌荒れに加えて吐き気がして食事もとれないほど。

「これは普通じゃない」と感じ始めてから、自分の体を振り返ってみました。
すると、不調が出た日の共通点に気づいたのです。

それは、
空腹時に糖質(お菓子・パン・甘いもの)のみを早食いしていたこと

病院で糖尿病と診断されたわけではありませんが、調べてみると
糖尿病の初期症状にとてもよく似ていました。

血糖値が乱れて引き起こされた“記憶に残る不調”

当時、特に記憶に残っている「しんどさのピーク」を引き起こした食事があります。

🍘 例1)コンビニの醤油煎餅(糖質約55g)

  • 食べた量:1袋66g
  • 食べ方:2日連続、空腹状態でおやつとして単品で一気に

🥖 例2)チョコチップ入りスティックパン(糖質約42g)

  • 食べた量:1/2袋(1袋6本入り150g)
  • 食べ方:2日連続、起きぬけの朝食として空腹状態で単品で

この程度の糖質量なら、健康な人であれば特に問題なく消化・吸収できるはずです。
でも、当時の私の体はすでに限界ギリギリの状態だったんだと思います。

どちらも1日目は大丈夫。
連日で食べた2日目に強烈な眠気を感じ、
長時間の睡眠から目覚めると、吐き気がするほどの倦怠感や不快感に襲われる。

このことから、糖尿病を疑うようになりました。

血糖値を意識したら、体も肌もみるみる回復!

「まずは血糖値を安定させてみよう」
そう思って食生活を見直しました。

  • 甘いものや炭水化物だけの食事をやめる
  • 空腹時にはまず野菜やたんぱく質を食べる
  • 間食を控え、食後の眠気に注意する

すると、数週間で体が軽くなり、疲れにくくなりました。
サプリや栄養ドリンクに頼らず、バランスの取れた食事だけで毎日元気に。

あれほど悩んでいた脂漏性皮膚炎も落ち着き、化粧水での保湿が必要ないくらい、肌がうるおうように。

食生活を見直し、肌荒れが落ち着いた画像

(ここまで改善するには、血糖値以外にも工夫が必要で、時間もかかりましたが、基本の”血糖値の安定”は必須です!)

↓血糖値を安定させる以外にも工夫したこと↓

 

 

臭い玉もいつの間にかできなくなり、
「取り方の研究」も不要になりました。

今も糖質を食べ過ぎると肌が荒れ、寝起きが悪くなる、目ヤニが増えるなどの不調は出ます。
それでも糖質量をコントロールすれば回復が早いですよ。

根本から体を変えたければ、“血糖値”を意識して

サプリを飲んだり、保湿したり、臭い玉を取り除いたり──
そういった方法は対処療法にすぎません。

でも、「血糖値を安定させる」という根本からのアプローチをすることで、免疫力が高まり、体全体の不調が改善されていったんです。

私が身をもって感じたのは、
小さな不調を見逃さず、体の声に耳を傾けることの大切さ。

それが、自分自身を癒すことになると思っています。

長期にわたる食事制限で別の皮膚疾患が悪化

血糖値の乱れによる不調は改善しましたが、その一方で、食事制限をしすぎたせいか「酒さ」という皮膚疾患の症状が強く出るようになりました。

酒さは、体が温まると顔が火照りやすく、火照った部分の肌がゴワついたり、ぶつぶつが出たりするのが特徴です。

現在は、この酒さを根本から改善するために、食事を工夫しながら毎日の肌の変化を記録しています。

💬 体のSOSに気づいたなら、まずは血液検査→ChatGPTに相談してみよう!

もし今、
「なんとなく疲れる」「肌の調子がずっと悪い」
そんな悩みを抱えているなら、血糖値の乱れが関係しているかもしれません。

💉 まずは健康診断などで血液検査を受けてみましょう。
“異常なし”と言われるかもしれませんが、そこで終わってはもったいない

その検査結果を持って、ChatGPTに相談してみてください🧠✨
数値を入力すると、驚くほど詳しく解析してくれます。

自分の体の仕組みを知ることは、美容と健康の第一歩
ChatGPTを“あなた専属のドクター”として、ぜひ育ててみましょう。

👉 ChatGPTで相談する体のSOSに気付いたなら、血液検査→ChatGPTに相談してみる

にほんブログ村 美容ブログ 肌荒れへ

\記録のまとめ・新しい記事はこちら/

食生活で肌を変える実験の記録61〜91日目|シーズン2:内臓に負担をかけずに肌を整える編(2025年8月)
8月上旬、セカンドオピニオンとして産婦人科兼内科を受診しました。無月経について相談したところ、「ピルからミレーナへ移行すると無月経は珍しくない」という説明を受け、ひと安心。長らく抱えていた不安がようやく解消されました。もうひとつ確認したかっ…
食生活で肌を変える実験の記録30〜60日目|シーズン1:視床下部性無月経と肌荒れ(酒さ)編(下)(2025年7月)
省エネ体質を整える食事法。2ヶ月目はたんぱく質のルーティン化・温かい朝食・ぬか漬けで腸を整える。31日間の体質改善記録です。
食生活で肌を変える実験の記録1〜29日目|シーズン1:視床下部性無月経と肌荒れ(酒さ)編(上)(2025年6月)
ピルをやめ、ミレーナに切り替えて発覚した無月経とホルモンバランスの乱れ。長期にわたる16時間断食や1日1食の食生活で壊れたホルモンバランスを栄養で立て直すべく始めた“29日間の体質改善実験”を、肌の写真と体調メモで記録。無月経・酒さ・慢性不調に悩む方へ、試行錯誤の記録をまとめました。
記録74日目|回復の途中にある風景。動き出した内臓と、赤みの残る肌
下痢から3日、少しずつ脂質を戻していく中で感じた“体の再始動”。赤みや不調も、回復の途中にある風景。今日もまた、静かに体を観察していきます。
記録73日目|93歳毛穴レス。祖母から学ぶ“食べること”の力
93歳毛穴レスの祖母。食が細くなっても“おいしく食べる”ことを大切にする姿に、肌と体を回復させるためのヒントがありました。
記録72日目|膵臓をいたわる食事と生活療法【膵炎にご注意】
脂質過多による膵臓ダメージの翌日。内臓を休ませる軽めの食事で回復を観察。肌の荒れ方の変化や、膵炎になった友人のエピソードも記録しています。
記録71日目|脂質過剰で腹痛と下痢。膵臓の悲鳴を聞いた日
脂質を摂りすぎると、膵臓や腸などの消化器官に負担がかかり、肌トラブルの原因にも。お腹が痛くなったときの対処法や内臓にやさしい食生活で肌を落ち着かせるヒントを紹介します。
記録70日目|私が思う便秘の原因と解消法【乳酸菌サプリは不要】
便秘の原因は人それぞれ。食物繊維不足だけでなく、生活習慣や食べ方も影響します。乳酸菌サプリに頼らず、スイーツを楽しみながら腸を整える私の工夫を紹介。

コメント

タイトルとURLをコピーしました