「ホルモンが整えば、肌も整う」──そんな話を耳にして、せっせとサラダチキンをかじっているそこのご婦人。
たんぱく質、ほんとうに足りてますか?
▶︎【ALP:14】から読み解く、質的栄養不足と改善させる食事量【158cm、46kg】
かく言う私も、かつては低脂肪・高糖質な献立に身を委ね、見事に肌荒れ街道を爆走しておりました。
特に酒さ。やっかいです。添加物やら大豆やら、ちょっとした味付けで炎上する始末。
そんな私がたどり着いたのが、「味付けはシンプルに3つ。オーブンに放り込むだけ」という、ズボラの極みな皮付き鶏もも肉レシピ。
本記事では、ホルモン回復を狙う同志のために、その一品をご紹介いたします。
ズボラでもできる!鶏もも肉オーブン焼きレシピ
【用意するもの】
- 鶏もも肉(皮付き)……2枚(1枚300g程度 × 2枚で600g前後)
- ビニール袋………………1枚(鶏もも肉2枚が余裕で入るサイズ)
- 塩…………………………4g
- 日本酒……………………大さじ1
- ガーリックパウダー……適量
【作り方】
① 鶏もも肉を2枚、ビニール袋にそっと放り込む。
② そこへ塩・ガーリックパウダー・日本酒を投下し、モミモミと揉み込む。
(日本酒には、塩を全体に行き渡らせる潤滑油的役割がある。)
③ 袋ごと冷蔵庫へ。30分ほど寝かせて味をなじませる。前日に仕込んでおくのも乙。
④ オーブンの鉄板にオーブンシートを敷き、冷蔵庫から取り出した鶏肉を迎え入れる。
⑤ オーブンを【予熱200℃】にセットし、予熱スタート。この時点で鉄板ごと入れておき、鶏肉をほんのり常温に戻しておくのがポイント。
⑥ 予熱完了後、オーブンを【33分】にセットして本焼きスタート。
⑦ あとは放置。
鶏皮からたっぷりの脂がにじみ出て、皮がパリッと香ばしく焼き上がる。美味である。
✔ 塩はお好みで調整を。オーブンの温度・時間も、各ご家庭の実力に合わせて。
我が家は200℃がMAX。
【多めに焼いて冷凍保存もアリ】
私はときどき、鶏もも肉を3枚まとめて焼いておくこともある。
キッチンバサミでカットし、肉同士がくっつかないように冷凍保存。
こうしておけば、好きなときに、好きな分だけ──鶏(とり)出せるのである。🐓
ただし冷めると脂が固まって肉にまとわり付くため、肉はなるべく脂から早めに引き上げておくのが吉。
なお、この脂──「鶏油(チーユ)」と呼ばれ、チャーハンやスープに活用すると香り高き旨味が広がるとされている。
だがしかし、私にはちと量が多すぎるゆえ、毎度のように捨ててしまっているのが現実である。
そして──
【ズボラさんにこそ伝えたい、片付けの極意】
料理とは、片付けまでが一連の儀式である。
よって、この“後処理”こそがズボラ道の本領発揮ポイントとなる。
片付け工程
① 鶏油の温度がある程度下がったタイミングで、オーブンシートの上に新聞紙を敷いて数分放置。脂をじっくり吸わせる。
② 吸い上げが確認できたら、シートごとそっとまとめ、ゴミ袋へポイ。以上で終了。
オーブンシートは「水は通すが脂は通さぬ」便利な素材ゆえ、鉄板がギトギトにならず、後片付けが驚くほどラク。
ここが、ズボラ同盟の同志にぜひとも推したいポイントである。
ズボラであっても、体質改善を志す意志があるならば──
このレシピも、ぜひその一助とされたい。心よりそう願い、筆を取った次第である。
【追伸】
なお、「料理酒ではなく日本酒を使う」というこだわりについては、
バズレシピでおなじみのリュウジ殿の受け売りである。
一丁前ぶってすみません──。

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