あの荒れ狂った肌が、嘘のように落ち着いた。
まるで「昨日のはデモンストレーションでした」とでも言いたげな平静っぷり。
とはいえ、私の腹の中では300gの甘栗がせっせと働き、腸は小型犬のように忠誠を尽くしている。
呼吸も軽くなり、心なしか世界が優しい。……錯覚かもしれないが、こういう日は信じた者勝ちである。
ホルモンをうまく作れない「省エネモード」に入った体に、
せっせと栄養を送り込み続けたら、何かが変わるのか。
それとも、何も変わらないのか。
それを確かめるために、自分の体で淡々と実験し記録してゆく──
それが、この企画である。
記録21日目
🗓 2025年6月22日(日)
- 栄養を少し入れ始める(脂質・たんぱく質)
- 視床下部・副腎に「安全信号」を送る
- 食事は胃が疲れない範囲でOK

荒れは一旦、落ち着きを取り戻す。
朝ごはん

・冷水
・にんじん(味なし)、ちくわ:2本
・レンズ豆×4杯(オリーブオイル:2g)
・トマトジュース
・甘栗:100g
【ウォーキング:60分】
昼ごはん
夜ごはん
✍️観察メモ
肌:昨日の「膿んだ主張」はひとまず収束。
荒れた後の引き潮のように、肌は落ち着きを見せている。油断禁物だが、今は静観。
食事:目標の2,000kcalには届かず。
だが、たんぱく質だけは死守。
糖質源としてオートミールと甘栗の“優等生コンビ”を再召喚。
彼らは熱を起こしにくい優しき炭水化物。酒さ体質にはありがたい存在である。
ただ、甘栗を300gも食べる人間に、果たして「節度」という概念はあるのか──深夜、ふと自問した。
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便:快便の翌日、小型犬へ。
本日も小型犬サイズの健気な排出。
働く腸に感謝の正座。
体調:オリモノに混じっていた血は、跡形もなく姿を消した。
まるで最初から、そんなものなかったかのように──それが不安でもあり、ありがたくもある。
呼吸は引き続き良好。
人並みに酸素が吸えるというだけで、ここまで幸福度が上がるとは。
我が肉体、なんとコスパに優れていることか。
本日の総括:肌荒れの波は、一日で引くこともある。
だが、その陰にはたんぱく質の堅守と、甘栗とオートミールいう名の炭水化物の尽力がある。
今日も体は、地味な努力で成り立っている。
そして腸は、小型犬のごとく一生懸命に。
ありがたい。すべてに、ありがたい──
ただ、甘栗300gはさすがに反省したい。
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