私はいま、無月経と肌荒れ(酒さ)を根本から改善するために、食事による体質改善に取り組んでいます。
そんななか、「やたらと眠い日」が続いたかと思えば、急に「頭が冴えて眠れない日」が続く──。
この体の揺れは、果たしてホルモン回復の証なのか?それとも逆に、調子を崩しているサインなのか?
気になって調べ、整理してみた内容を、今回の記事にまとめました。
眠い。でも、夜になると目が冴える。
それ、体が「悪い状態」にあるから? それとも、回復に向かっているから?
実はどちらも、正解です。
ホルモンバランスが揺らいでいるとき、眠気や覚醒感が交互に訪れることがあります。これは、体が変化の真っ只中にあるサインかもしれません。
■ ホルモンがもたらす“眠気と覚醒”の揺らぎ

ホルモンの働きは、眠気や覚醒にも深く関わっています。
特に女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)は、自律神経や体温調節と連動して、睡眠のリズムにも影響を与えています。
- 黄体期(生理前)にはプロゲステロンが増加し、基礎体温が上昇。
→ 体は日中でも眠気を感じやすくなります。 - 朝方になると、副腎皮質ホルモンが分泌され、脳の温度も上がることで自然と覚醒モードに。
つまり、体内では眠気と覚醒を切り替える「ホルモンのスイッチ」が日々作動しているのです。
■ 「眠気=悪い状態」とは限らない

「眠くてだるいから、またホルモンが乱れたのかも…」と不安になる方も多いかもしれませんが、実は逆。
ホルモン回復期──つまり、体が省エネ状態から“立ち上がろう”としている時期にも、
眠気やだるさ、あるいは一時的な覚醒感が現れます。
これは体のリズムが再調整されている証拠ともいえる状態です。
■ 更年期に似た“揺らぎ”は回復期にも
更年期には女性ホルモンが急激に減少し、自律神経が不安定になります。
そのため、「眠れないのに日中は眠い」「体温のコントロールが効かない」といった症状が現れます。
実は、ホルモン回復の途中にもこれと似たような“揺らぎ”が生じることがあります。
回復期とはいえ、ホルモンの分泌がまだ安定していないため、一時的な不調が出ることも珍しくありません。
■ こんな症状も「ホルモンの波」の中にある

- 朝スッキリ起きられるのに、昼間に急激な眠気が襲う
- 日によってよく眠れたり眠れなかったりを繰り返す
- 目が冴えて寝つけない日があっても、次の日はぐっすり眠れる
こういった「不安定なサイクル」は、決して異常ではありません。
むしろ、体がバランスを取り戻そうと動いている“証”かもしれないのです。
■ 無理にリズムを正そうとしないで

眠れないからといって焦らなくても大丈夫。
眠気が強い日は、体が休みを求めている合図。
逆に寝つけない日は、自律神経が興奮しているだけかもしれません。
一番大切なのは、「今、自分の体が何を感じているのか」に丁寧に耳を澄ませること。
まとめ
眠気も覚醒も、ホルモンが動いているからこそ起きる自然な現象です。
それが回復のサインである場合も多く、「悪化」と思い込んで自分を責める必要はありません。
ただし、極端な不眠や強すぎる眠気が長引く場合は、専門機関での相談も検討してみてください。
あなたの眠気にも、ちゃんと理由があります。
この「眠気と覚醒の揺れ」も含め、ホルモン回復の過程で実際に私の肌がどう変化してきたのか──
1ヶ月分の記録を、ギャラリー形式でまとめています。
興味があれば、ぜひ覗いてみてくださいね。

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