【ALP:14】から読み解く、質的栄養不足と改善させる食事量【158cm、46kg】

ALP14 体質改善

本日、ご近所のローカルスーパーにて。
鶏肉売り場を徘徊していたところ、突如、耳に飛び込んできたのは「BUMP OF CHICKEN」の旋律。
……まさかの選曲である。
チキンを見つめ、チキンを手に取り、チキンに囲まれながら「BUMP OF CHICKEN」。
これはもはや供養か、敬意か、それともただの偶然か。
音と肉とが奇跡的に重なり合ったこの瞬間、私はただ静かに、心の中でひとつ頷いたのであった。
——ありがとう、チキン。そして、ありがとうBUMP。


無月経と肌荒れ、そして血液検査でわかったALPの低さ(14)──。
「もしかして、体が“省エネモード”に入っているのでは?」と仮定し、
2025年6月2日から体質改善に取り組み始めました。

この記事では、ALP値を改善し、省エネモードを解除するために必要な「具体的な食事量」についてまとめています。

・無月経
・生理不順
・肌荒れ(特に酒さ)

などに悩む方にとって、
体の内側から整えるヒントになれば嬉しいです。

追記:
私の無月経は、ピルからミレーナへ移行したことによるもので、
「特に問題はない」ということが分かりました。
それでも栄養不足なことに、間違いはありません。

人間ドックで発覚したALP異常値

私の体データは以下の通りです。

  • 身長:158cm
  • 体重:46kg
  • BMI:18.4(痩せ型と普通体重の境目)

見た目はそこまで痩せていないのに、なぜか無月経。
気になっていたのが、人間ドックの血液検査の結果「ALP:16(正常値38〜113)」という異常な低値でした。

\ 実際の検査結果 /

2023年人生初の人間ドックで発覚。
低値のため(*)は付くものの
「異常なし」と、まとめられていました。

ALP値が低い=亜鉛・マグネシウム・たんぱく質の不足

▼▼参考にしたYouTube動画はこちら▼▼

ALPが低くなる原因

  • 亜鉛・マグネシウム不足:ALP酵素の構成に必要不可欠
  • たんぱく質不足:酵素の材料そのものが不足
  • 胃腸機能の低下:胃酸不足や腸内環境の乱れによる吸収障害
  • 糖質・小麦・乳製品の摂りすぎ:亜鉛の吸収を阻害
  • 重金属やタンニン:吸収を妨げる外的因子も

ALPが低い=軽視されがちですが、栄養状態の警告サインでもあると考えています。

1年間でALPがさらに低下

検査時期ALP値対策コメント
2023年 人間ドック16特になし低値に初めて気づく
2024年 血液検査14亜鉛サプリ+お肉を増やすまさかのさらに低下

\ 実際の検査結果/

サプリを飲んでいたにも関わらず数値はさらに悪化。
基本の「食事量」が足りていなければ、サプリは意味をなさないということを数字が教えてくれました。

医師:「あんまり関係ないからね」
→ ピル服用中だったため、無月経とALPの関係は見逃されがち。

今は「自分が自分の主治医」になる時代。
情報を得て、選択する力が大切だと痛感しています。

ALP改善を目指すPFCバランスと食事量

🔥もうふちゃんの基礎情報

  • 身長:158cm
  • 体重:46kg
  • 目標:代謝・ホルモン・肌の改善
  • 活動量:朝6,000歩ウォーキング

✅ 理想的な1日摂取量

  • カロリー:1,900〜2,100 kcal(最終目標:2,200 kcal)
  • たんぱく質(P):100〜110g
  • 脂質(F):約67〜73g
  • 炭水化物(C):約250〜275g

✅ たんぱく質105gのイメージ

  • 鶏むね肉100g(調理後):約25g
  • 魚1切れ:約20g
  • 納豆1パック:7g
  • 大豆製品・豆類:10〜15g/100g

✅ 補足:省エネ解除ステップの意図

  • 基礎代謝ギリギリでは「省エネモード」が解除されない
  • 脂質+炭水化物+たんぱく質が揃って、はじめてホルモンが作られる

食事量まとめ

項目目標
カロリー2,000〜2,200 kcal/日
たんぱく質100〜110g
脂質67〜73g
炭水化物250〜275g

「これだけカロリー摂って大丈夫?」という不安もありますが、
体の様子を見ながらPFCを増やして、ALP値とホルモンの回復を目指します。

追記:省エネ解除2ヶ月後の成果と課題レポート

\ 実際の検査結果/

2ヶ月でALPが14→37へ大幅改善

省エネモード解除を目指して2ヶ月。血液検査でALPを測定したところ、
14から37へと大幅に改善していました。とはいえ、まだ基準値より1低い状態です。

「理想の食事量」に体が追いつかない現実

この2ヶ月間で分かったのは、この記事に書いた「理想の食事量」に、私の体はまだ対応しきれていないということ。
たんぱく質はしっかり食べられるのですが、脂質・糖質を理想値まで増やすと、

  • 激しい腹痛・下痢がおこる
  • 血糖値の乱れ
  • 強い疲労感

といった症状が出てしまいました。

膵臓への負担が判明

今回の検査で、私は膵臓がダメージを受けやすいタイプ(アミラーゼ高値)だと分かり、
脂質・糖質を増やしすぎると症状につながるのでは?と推測しています。

脂質は1日50g前後が私にっとて最適のように感じています。

1食でのたんぱく質過剰が内臓にダメージ

また、検査前日の夜ごはんで鶏もも肉を240g食べた結果、
尿素窒素が高値=たんぱく質の過剰摂取が数値に表れました。
「1食でまとめて食べると内臓に負担がかかる」という大きな学びになりました。

体の声を聞き、無理なく続ける食事管理へ

このように、体の声を聞きながら、
決して無理はせず、必要なときはお医者さんに相談する。
そんなスタンスで、食事管理を続けていこうと思います。

低栄養+ピル長期服用の人はALPもチェックを

体重が50kg前後だった若い頃から生理不順がありました。
食生活も不安定で、長期的に見て「質的栄養不足」状態だったと反省しています。

ピルで月経が規則正しく来ていたため、不調に気づきにくかったですが、
ALPという数値が実は警告を出していたのかもしれません。

同じようにピルを長年使っている方は、ぜひ一度、ALP値を検査項目に追加してみてくださいね。

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