恋愛体質から酒さ体質へ?|私の肌荒れストーリー

このブログを運営している
もうふちゃんといいます。

2025年6月から「栄養で整える肌荒れ(酒さ)の記録」として、
肌の様子や食べたものを日々ブログに残しています。

今、症状が特に強く出ているのが酒さという皮膚炎。

酒さについてはこちらで詳しく解説されています。
▶︎ フィットクリニック|酒さについて
出典:フィットクリニック

記録の目的は、
栄養バランスの良い食事
体を内側から整えていけば、
肌もキレイになり酒さは治るのか

治るのなら、
どんな食事をして、
どのくらいの時間がかかるのか
を知るため。

いわば、自分自身を題材にした自由研究です。

私が選んだ方法は、

  • たんぱく質を意識した栄養バランスの良い食事をとる
  • 内臓に負担がかからないように、
    3食以上に分けて食べる

という、シンプルな方法です。

その中での試行錯誤や気づき、迷いを、とりとめもなく書き残しているブログです。

もうふちゃん
もうふちゃん

ブログを始めてから、以前よりも深く肌荒れと向き合えるようになりました。

ふじびたいちゃん
ふじびたいちゃん

アレルギー反応だと思っていたことが、酒さの症状だったことに気づけたんだよね。

もうふちゃんの肌荒れ経歴

若い頃に感じた女性ホルモンと肌荒れの関係

私は小学生のころから、ニキビや蕁麻疹など肌トラブルが出やすい体質でした。

最初に強く症状が出たのは、中学3年生の冬。
彼氏と別れ、好きな人もいない時期に突然フェイスラインに大量のニキビが発生しました。ホルモンの影響が大きいと言われる場所に集中してできたのです。

恋愛体質な私は、恋をしていないと女性ホルモンがどこかへ消えてしまったかのごとく、女を捨てた状態になってしまうようです。

この経験は恐怖となり、「女でいるためには恋をしていなければ…」と、ますます恋愛体質に拍車がかかりました。

高校1年生の秋、彼氏ができたときには、それまで治らなかったフェイスラインのニキビが一気に消えたことにも驚きました。

しかし“女性ホルモン無双モード”には期限があります。
新しい恋が始まり3年が経つと、またフェイスラインにニキビができ始めました。背中のニキビもよく出るように。

なんて分かりやすい体なんでしょう。

低用量ピルという選択

26歳からは低用量ピルの服用を始めました。
ピルはホルモンバランスの乱れによる繰り返す大人ニキビに効果があると言われています。

ちょうど新しい彼氏ができた時期と重なったので、ピルの効果か恋愛ホルモンかは不明ですが、肌はまたあっという間にきれいになっていきました。

現在は12年間続けたピルをやめてミレーナ(子宮内避妊具)に変えていますが、若い頃のようなフェイスラインの大量ニキビ、背中のニキビは出ていません。

30代に入り、肌荒れの質が変わる

ありがたいことに、30代の恋愛事情は安定した“穏やかモード”に突入。
その一方で、若い頃のように女性ホルモンの爆発的なパワーの恩恵は、だんだん受けられなくなっていきます。

ここからは西暦で書きます。

2017年2月 花粉の影響?

花粉の時期に右頬が荒れ始めました。

皮膚科でプロペトを処方されます。

プロペトは、純度の高いワセリンで保湿剤。
薬は処方されませんでした。

スキンケアをプロペトだけにすると1ヶ月ほどで改善。

症状が似ていた脂漏性皮膚炎かと尋ねましたが、違うと診断されました。

2018年4月 「酒さっぽい」と診断される

再び右頬の荒れがひどくなります。

「前と同じ方法で治るだろう」と自己判断してプロペトだけで2ヶ月間過ごしましたが、悪化。
別の皮膚科で「酒さっぽい」と診断され、初めて酒さという皮膚炎を知ります。

処方されたのは以下の薬でした。

薬名薬効
ビブラマイシン100mg酒さの「赤いポツポツ」の症状を抗炎症作用によって和らげる
ロコイドクリーム0.1%マイルドなステロイドで皮膚の炎症とかゆみを和らげる治療薬
ビーソフテンローション0.3%保湿と血行促進、抗炎症作用に優れた外用薬

これらを使うと2週間ほどで肌はきれいに。

ただ、薬をやめると再び荒れてしまうため、抗生物質は2〜3日に1回、ステロイドは荒れがひどい時に…という形で薬に頼る生活が始まりました。

2019年2月 脂漏性皮膚炎と診断される

引っ越しをきっかけに別の皮膚科を受診。

これまで酒さと診断されていたことを伝えると、今度は脂漏性皮膚炎との診断に。

脂漏性皮膚炎とは(原因、治療、薬など)
出典:新宿駅前クリニック

処方内容は以下の通り。

薬名薬効
ビブラマイシン100mg酒さの「赤いポツポツ」の症状を抗炎症作用によって和らげる
パルデス軟膏0.05%炎症やかゆみを強く和らげるステロイド軟膏
クリンダマイシンゲル1%皮膚の赤い炎症や膿を生じるニキビ・酒さの症状を抗菌作用と抗炎症作用で改善する塗り薬
ヘパリン類似ローション0.3%保湿と血行促進、抗炎症作用に優れた外用薬

飲み薬と塗り薬を組み合わせる日々が続きましたが、「このままずっと抗生物質を飲み続けるのは怖い」と感じ、徐々に塗り薬中心に切り替えていきました。

肌荒れと真正面から向き合うと決める

2020年4月 薬をやめて、食生活を見直し始める

薬に頼る生活が2年を過ぎた頃、コロナ禍に突入。

マスク生活が当たり前になり、ふとこんな気持ちがわきました。
「外食も減ったし、顔はマスクで隠せる。今こそ薬をやめるチャンスかもしれない」

そう思い、皮膚科の薬をやめる決意をしました。
同時に、外食やお菓子中心だった食生活を見直し、自炊ベースの生活へ。

この変化は、体全体の健康にもプラスになったと感じています。

そこからの迷走

ただ、知識不足のまま始めた“独学の根本治療”。
良かれと思ってやったことが逆効果になることも多く、迷走の連続でした。

それもまた学びのひとつ。
そのあたりの「失敗談」は、また別の記事でお話ししたいと思います。


たくさんの遠回りをしてきましたが、私は薬に頼らず、栄養と食事の力で体質そのものを整える道を選びました。

ここからの記録が、同じように酒さで悩む方のヒントになればうれしいです。

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