【肌をきれいにするコツ】なんで「古い油」は体に悪いの?

肌荒れと油の関係、見直してみよう 【食】

ニキビ、湿疹(しっしん)、かゆみ…。
肌のトラブルはつらいですよね。

でも実はそれ、体ががんばって“いらないもの”を外に出そうとしているサインなんです。
その“いらないもの”の中には、昔食べた油がたくさんふくまれています。

とくに、時間がたって酸化(さんか)した油は、体の中で“サビ”のようになって悪さをします。

この動画を参考に、なぜ古い油が体に悪いのかをまとめました。

私自身、記録76日目
長く冷凍保存していたフライドポテトを食べたあとに肌荒れが悪化。
それがきっかけで、「酸化した油が体にどんな影響を与えるのか」を詳しく調べるようになりました。

この記事で分かること
  • 古い油が肌トラブルをおこす理由
    酸化した油が皮脂の中に😱
  • 避けたい油
    一覧表にしました。
  • 肌をキレイにするためにできること
    今日からできる3つのこと。

肌は「出す場所」!皮脂(ひし)は食べた油でできている

皮膚(ひふ)って、実は体のゴミを出す出口のひとつなんです。
皮脂(ひし)というベタベタしたあぶらは、あなたがこれまで食べてきた油でできています。

だから、もし昔から

  • ポテトやからあげなどの揚げ物
  • スナック菓子
  • ドレッシングやマヨネーズ

をよく食べていたなら、
その酸化した油が皮脂の中に混ざって出てくることがあります。

すると肌の上で炎症(えんしょう)が起きて、
ニキビや湿疹、赤みなどのトラブルが出てしまいます。

私も以前、スナック菓子や洋菓子をごはんの代わりにしていた時期があり、
そのころの肌は、漏れなくトラブルだらけでした。

2019年10月の頬の画像(左)カレーを食べた後に出た一時的な蕁麻疹。(右)脂漏性皮膚炎と診断された肌。油っぽくベトベトしていました。

元気がなくなると、体の中の“古い油”がどっと出てくる

人の体は、元気に動くためにエネルギーを作っています。
そのエネルギーのもとになるのが、糖(とう)=ごはんや果物などの甘いものです。

でも、食事をガマンしたり、ダイエットをしすぎたり、ストレスで食べられなかったりすると、
体は「糖が足りない!」と感じて、代わりに**体の中にたまった脂肪(しぼう)**を使いはじめます。

その脂肪の中には、昔食べた油が入っています。
だから、体が脂肪を使うと、古い油が血の中にどっと出てくるんです。
その油が皮膚から出ていくとき、また炎症が起きてしまいます。

こんな油には気をつけて!

食べもの・油気をつけたい理由
揚げ物・炒め物作るときに油が酸化しやすい
ドレッシング・マヨネーズ長もちさせるための油が酸化していることが多い
スナック菓子・カップ麺「植物油脂」という酸化しやすい油が入っている
オリーブオイル安いものは他の油がまざっていることがある

実は「体にいい」と言われる油にも注意!

魚の油(フィッシュオイル)や、えごま油・アマニ油などは「健康にいい」と聞いたことがあるかもしれません。
でも、これらも酸化しやすいんです。

長いあいだ飲みつづけると、体の中で古い油がたまってしまうことがあります。
だから、サプリで油をとるよりも、食べものから自然にとるほうが安心です。

肌をきれいにするために今日からできること

  • 揚げ物やスナックをなるべく減らす
  • サプリの油をムリにとらない
  • ごはんや果物、はちみつなど、体にやさしい糖をしっかり食べる

エネルギーが足りていれば、体はムリに古い油を出そうとしません。
そうすれば、炎症も少しずつおさまっていきます。

2025年11月から試していること

桑島靖子先生の動画を参考に、酸化した油の摂取は控えめに、
エネルギーになりやすい果糖を間食に取り入れるようにしました。

果物を食べたり、ハチミツやアガベシロップ、
100%フルーツジュースを水で薄めたドリンクを取り入れながら、
体の反応を見ていこうと思っています。

変化があれば、またここでシェアしますね。

まとめ:肌荒れは、体ががんばっているサイン

肌のトラブルは、
「体の中の古い油を出そうとしているサイン」。

だからこそ、まずは酸化した油を体に入れないことが大切です。

肌は、
体の中をきれいにしようと
がんばっている。

焦らずに、
しっかり栄養をとりながら、
ゆっくり元気な肌を
取りもどしていきたい。

そんな気持ちで、これからも肌を整える記録を続けていきます。

最後まで見ていただき、
ありがとうございました。

今までね
ポテトチップスを食べすぎちゃったの!
反省してるの♡

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