記録68日目|食後低血圧が教えてくれた塩の大切さ

肌の記録

8月4日に受けた血液検査で分かった「中性脂肪:20」という数値。
これを私は“ボーナスタイム”だととらえ、これから食べる量を増やしていこうと決意。

ボーナスタイム初日の昨日は、オニオンフライ1袋を食べ切るチャレンジをしました。

そして今日からは、痛いニキビができやすいために控えていた「脂質」を、意識的に増やしてみることにしました。

夕食後に起きた、強烈な眠気をともなう「食後低血圧」についても解説しています。

Day 68:観察ポイント
  • 脂質摂取の増量
    オリーブオイルを追加
  • とてもスローな排便リズム
    3日前に食べたモノが便として登場
  • 食後低血圧と塩分不足についての考察
    薄味好きで野菜や果物をよく食べている人に知って欲しい内容

シーズン2:内臓に負担をかけずに肌を整える編

8月上旬、セカンドオピニオンとして産婦人科兼内科を受診しました。

「ピルからミレーナへ移行すると無月経は珍しくなく、問題はないですよ」──そう聞いて、無月経の不安は消えました。

けれど、もうひとつの悩み
「酒さ※」はまだ残っています。
※酒さとは… ▶︎ [フィットクリニック|酒さについて] 出典:フィットクリニック

血液検査が示したのは、
栄養不足と内臓の弱り──“省エネモード”の影。

肌を強くするために、スムーズに消化吸収できる強い内臓を目指します。

内臓を強くするには消化ホルモンが必要で、女性ホルモンとは別物ですが、どちらも栄養があってこそ働けるもの。

その中でも、とくにカギになるのが
“たんぱく質の摂り方”です。

そこで8月は、
“内臓に優しい食べ方”を工夫しつつ、
栄養で体を整える挑戦を続けていきます。

足りない栄養を注ぎ込めば、体は変わるのか?
それとも、静かに時間だけが過ぎていくのか?

その答えを探すために──私は今日も、自分の体で実験を続けます。

記録68日目

🗓 2025年8月8日(金)

🧭 現在地:省エネ解除ステップ2
  • 副交感神経優位へ(だるさ・眠気が出る)
  • 緊張→回復モードへの切り替え期
  • 無理せず休む・「眠いのは治るため」と信じる

 

🧭 現在地:省エネ解除ステップ3
  • 便・肌・眠りに“好転反応”が出る
  • 緊張→回復モードへの切り替え期
  • 解毒・修復のスイッチが入ってきた証拠
酒さの記録68

今日もツヤ肌を維持◎

朝ごはん

■納豆さばサラダ雑炊
・納豆:40g
(味:リンゴ酢、梅干し)
・さば水煮:60g
レンズ豆ごはん
ぬか漬け(大根)
オリーブオイル:2g
■甘栗:35g

【ウォーキング:×】

昼ごはん

■納豆さばサラダ雑炊
・納豆:40g
(味:リンゴ酢、梅干し)
・さば水煮:60g
レンズ豆ごはん
・オリーブオイル:6g
■水ようかん:60g

間食

⌚️16:45
■甘栗:30g

夜ごはん

鶏もも肉オーブン焼き:200g
・サラダ
■雑炊
レンズ豆ごはん
■甘栗:70gを2回に分けて

✍️観察メモ

肌:頬の高い位置の赤みが目立つ。

赤いぶつぶつの入れ替わり立ち替わりはあるものの、ツヤ肌を維持。

今の肌を私はけっこう気に入っている。

食事:雑炊にオリーブオイルを追加

血液検査の結果「中性脂肪:20」を受けて、脂質を増やし始める。

まずはオリーブオイルを雑炊にプラス。昼に6g追加したのは、私なりの小さなチャレンジ。

中性脂肪が低すぎると、脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収が悪くなり、肌荒れの原因になります。

中性脂肪がなぜ低下したのか。
私なりの考察をこの記事の一部に書いています。

便:3日前のイカスミが登場

真っ黒なコロコロ便の登場に「何事か!?」と一瞬焦る。
けれど冷静になって考えれば、答えはすぐに見つかった。
──3日前に食べたイカスミだ。
食べたことを忘れた頃に出てくるあたり、私らしい“スローペース”な排便リズム。
長く大腸に滞在していた分、水分をすっかり奪われていた。
それでもあとには棒状の便も出て、少し挽回できた気がする。

体調:息苦しさと食後低血圧あり

一日を通して息苦しさが続き、夕食後は風呂にも入れないほどの強い眠気に襲われた。
鶏肉200g、雑炊、甘栗70gという食事量は、今の私には多すぎたのかもしれない。
内臓に負担がかかり、食後低血圧になったと考えられる。

食後低血圧とは

食事のあとに血圧が大きく下がる現象のこと。

主なメカニズム


主なメカニズムは以下の通りです。

  • 食後、消化のために血液が胃や腸へ集中し、全身を巡る血液量が一時的に減る
  • 通常は**自律神経(交感神経)**が働いて血圧を保つが、この調整がうまくいかないと血圧が下がる
  • もともと低血圧の人や自律神経が乱れやすい人は起こりやすい
  • 食後に分泌されるインスリンや消化管ホルモンも血管を広げ、血圧低下を助長する

つまり、

「消化のための血流の移動」「自律神経の調整不足」が重なることで、食後低血圧が起こります。

参考:オムロンヘルスケア、MSDマニュアル、第一三共ヘルスケア ほか

改善方法

食後低血圧を防ぐためには、血圧を急に下げない工夫と、血液量を保つ工夫がポイントです。

  • 一度の食事量を減らす
    胃腸への血流集中をゆるやかにする
  • ゆっくりと時間をかけて食べる
    血圧変動を穏やかに
  • 炭水化物を摂りすぎない
    インスリンの急上昇を防ぐ
  • カフェインをうまく活用する
    食後の眠気が強い場合は昼までに摂取
  • 食後はすぐに動かない
    1時間ほど安静にする
  • 水分をしっかり摂る
    血液量を保ち、循環を助ける
  • 適度な塩分を補う
    ナトリウムが血圧維持に役立つ

塩分不足が原因?野菜や果物を多く食べる人に知ってほしいこと

私は野菜を多く食べるぶん、野菜や果物に多く含まれるカリウムによって塩分(ナトリウム)が排出されやすい
それでいて薄味が好みなので、塩分不足になりがちです。

一方で、味付けの濃いものは肌荒れにも影響するようで、塩分の加減が本当に難しい。
それでも、あまり神経質になりすぎず、食後低血圧の改善のために塩分をもう少し増やしてみようと思いました。

まとめ:塩分は悪者じゃない。体を立て直すための見直しポイント

血液検査でわかった「中性脂肪:20」という数値は、
私にとって“食べていいサイン”でもあった。

そこから脂質を増やすことに意識を向けてみたけれど、
思わぬ形で「食後低血圧」という壁にも出会った。

食べる量、タイミング、塩分の加減──
どれか一つを増やすだけではうまくいかない。
体の反応を見ながら、少しずつバランスを取り戻していく過程が、
今の私の「省エネ解除ステップ」そのものなのだと思う。

これからは脂質だけでなく、
水分や塩分のバランスにももう少し意識を向けていこう。
体を観察するたびに、まだまだ発見がある。

🔗 関連リンク

▶︎次の日の記録(69日目)はこちら

▶︎前日の記録(67日目)はこちら

見ていただき、
ありがとうございました。

食事で塩分が足りてないからね
ポテチを欲しがってたと思うの

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